過去のコラム
BCエクササイズとは【2024年3月】
山本由伸選手はいよいよメジャーリーグデビューですね。
それに伴い彼のやっているBCエクササイズがアメリカでも注目をあびています。
見よう見まねでBCエクササイズをやろうとする人もいますがどんなトレーニングであっても「形だけ」みて真似すると怪我につながります。
それはBCエクササイズであっても例外ではありません。
とくに山本由伸選手や筒香嘉智選手は長い期間BCエクササイズをやり込んできたのでさらに高度なトレーニングをしているところも目にすることがあると思います。
でもそれは地味なトレーニングをつんで【身体のつながりの感覚】を身につけたからこそ正しく出来るのです。
ここで改めてBCエクササイズとはどんなものかお伝えします。
・身体の「内」を整える
・正しい方向に身体をなるべく大きく使う
・柔軟性ではなく「しなやかな強さ」を鍛える
・身体の中心を意識し動きの中で重心をコントロールして身体の芯から力を発揮する
・怪我をしないようにするのではなく怪我をしない動きを身につける
指先ひとつ動かすにしても全身で動かします。
例えばお習字で「手先ではなく姿勢をよくして肚(もしくは腰)で書きなさい」と言われるのもそういう意味です。
「この筋肉が大事」だとか「この筋肉を使う」と言うのは「力み」です。「力み」は動きを妨げます。筋トレで筋肉をつけてもストレッチで身体を柔らかくしても「身体のつながり」は作れないし「正しい動きの感覚」にはなりません。
ひとつの筋肉で100の力を出すのではなく全身の640ある筋肉の力を「1」づつ使い、それを繋げて力を出せるようにすることが「BCエクササイズの目的」です。
BCエクササイズの動きが出来るようになれば筋トレやストレッチがどういうものなのかがわかるようになります。
山本由伸選手や筒香嘉智選手が「筋トレをしない」と言うのは「必要がない」と感じているからです。そのかわりのトレーニングがブリッジだったり槍(フレーチャー)投げだったりストロー呼吸だったりするのです。
山本由伸選手の投球フォームは、いわゆる「アーム投げ」と言われていますがはじめからそソレを目指したわけではありません。
BCトレーニングをしていく中で気づく「感覚」を元にして投げて行ったらあの形(フォーム)になっただけです。
さらに昨年から脚を上げなくなったのもその「感覚」から脚を上げる必要性がなくなったからです。
それは一朝一夕ではできません。
でも難しいものでもありません。
今のあなたが「出来るところから毎日コツコツとやる」ことでそれは出来るようになります。
子どもでも高齢者でも寝たきりでも「やる気がある人であれば」誰でもできます。
あなたを変えることが出来るのはあなた自身です。
その方法が「BCエクササイズ」でありそれをお伝えすることが私の仕事です。
山本由伸選手の強さについて【2023年11月】
2023年日本シリーズ【阪神タイガース】38年ぶりの日本一おめでとうございます。
今年の日本シリーズはとても見ごたえのあるシーソーゲームで面白かったですね。
対戦したオリックスのエース山本由伸選手や現在メジャー再起中の筒香嘉智選手が行っているキネティックフォーラムのBCバランストレーニングについて興味を持たれている方は多いと思います。
また山本由伸選手を大谷翔平選手やダルビッシュ有選手と比較して体格的それに比例して筋力的に物足りなさを感じる方がいることも事実です。
では山本由伸選手の何が凄いのかを少しお話したいと思います。
高校時代、山本由伸選手は甲子園には出場できませんでしたが最速151kmのストレートを擁し宮崎県予選でノーヒットノーランと完全試合を達成しており、
九州の四天王と呼ばれていました。ドラフト会議ではオリックスに4位指名されプロ入りしています。
プロ入り1年目から頭角を現すものの5回を超えるイニングを投げるには肘への負担がかかることを問題視して、もともと行っていたBCトレーニングですが野球の投球に活かすためにさらに深く掘り下げて【身体の繋がりを最重要視】したトレーニングに邁進します。
山本由伸選手の投球フォームはその中で育てられた【身体の繋がり】から仕上がったもので【形ありきのフォームではありません。】
さて、その後はみなさんご存じのとおりタイトル総なめでオリックスの絶対エースとしてまた日本代表としても活躍していますが、それでも冒頭の大谷翔平選手やダルビッシュ有選手と比べて【身体も小さいし、筋力も足りないし、絶対的な強さが無いよね?】と思われることも事実です。筋力や体格・球速などを数値化した現実には確かに勝てません。
特に大谷翔平選手のようなスーパースターの要素は【天性であって】これは誰がどうがんばってもなれない本当に稀有な才能です。
現役メジャーリーガーですらそれは敵いませんよね。
それでは山本由伸投手の何が凄いのか?見てみましょう。
・甲子園に出ていない
・ドラフト4位
・身長178cm
・怪我が極端に少ない(大きな怪我での離脱が今のところない)
・今日本シリーズ最初に岡田監督が「山本?なんで打てないのかわからん。」と言って攻略された。
と言ったところです・・・
おいおい!ちょっと待て!これのどこが凄いんだよ!!ディスりのが多いじゃん!
という声が聞こえてきますが・・・(苦笑)
少し考えてみてください【大谷翔平選手の才能はがんばっても誰でもなれるものではない!】ですよね。100年に1人、いえそれ以上の逸材ですから。
ところが山本由伸投手の凄さはこの一見【平凡的なところから研鑽して実現した】ところにあります。(平凡とは言ってももちろん野球の才能はありますが・・・)
・甲子園に出場できなくてもドラフト指名されました。
・ドラフト1位指名ではありませんがエースになりました。
・身長178cmは現在のプロ野球選手としては大きくはありませんが活躍しています。
・大谷翔平選手もダルビッシュ有選手も肘の手術を受けて離脱していますが山本由伸選手はここまで不注意(本人談)による微細な怪我しかしていません。
・WBCや今日本シリーズ第1戦で負ける場面もありました。エースは勝つことが義務ですがそれでも100%勝ち続けられるピッチャーはいません。がすぐに立て直してリベンジしました。そして、この修正能力こそが山本由伸選手の【プロの投球技術】です!その投球技術を支え遂行できる【身体と感覚を造り続けています←ここがBCバランスの要素です!】
たとえ筋力をつけたとしても大谷翔平選手やダルビッシュ有選手のような【生まれつきの恵まれた体格はどんなにがんばっても手に入れることはできません。】
ところが山本由伸選手は【がんばれば誰にでもそうなれる可能性があることを実現しています。】
現にパリーグのここ3年の投手のタイトルは総なめです!
夢を与えてくれませんか?これこそが【山本由伸選手の凄さ】なのです。
現在DeNAからメジャー移籍した筒香嘉智選手も再びメジャーにあがるためにがんばっています。
筒香嘉智選手は体格は恵まれていますし、才能もありますが、どちらかというと不器用な性格をしていて何事も習得するまで時間がかかるタイプです。失敗を恐れずチャレンジして、結果が伴わないときも自分を信じてコツコツと努力できることが彼の本当の才能ですので彼へも気長に応援をよろしくお願いします。
断っておきますがこれは私の私見ではなく筒香嘉智選手自身が不器用だと言ってますので悪しからず。
【ここをご覧くださっている】ということは山本由伸選手のニュースや記事もご覧になり、
元プロ選手や専門家からは批判や懐疑的な意見も目にされたことでしょう。
でもこれが山本由伸選手の凄さの真実です。
山本由伸選手を観てBCバランスの考え方に興味を持たれた方は
今までのトレーニングやフォームの考え方との違いを【体感で実感】しにぜひ【ひまわり接骨院】へおいで下さい。
指導の大体の流れとしては
1回目でどんなクセがあってどのように変えていくかを理解していただきます。
はじめはみなさん「目から鱗がおちたようだ!」とおっしゃいます
。
そしていざ自宅でお教えしたことをしようとしても「感覚は覚えてるけどうまくできない」とおっしゃる方が多いです。
2回目で1回目の感覚を「なんとなく再現」できるようになる方が多いです。
3回目で何をしていけばよいかある程度把握して当分納得できるまで自宅でトレーニングできるようになる方が多いです。
そんな感じで特にルールも縛りもございませんが、はじめて来院する方は最初の1ヶ月でまずは3回ほど来る方が多いです。
その後はご自分のトレーニングの進捗状況に合わせて利用していただければと思います。
上を目指して行くことに【ゴールというものはない】ので【各個人の目標目的に応じて】パーソナルトレーナーとして【その都度ご利用】していただければ幸いです。
また、ご来院頂く場合ゆったりとした動ける服装と、できれば室内用のトレーニングシューズをご持参いただけるとベストです。なくても問題はありません。
確かに「絶対になれるわけではありません。」でも「やらなければ可能性は0です。」
そして第2の山本由伸選手になるのは【あなた】です!
山本由伸選手の効果【2023年1月】
最近、お電話で
「オリックスの山本由伸投手がやっているトレーニング方法が指導してもらえると聴いたんですけど、お願いできますか?」
というお問い合わせが急に増えて来ましたのでそれについて簡単な説明をしたいと思います。
まず結論から申し上げますと
【どうぞおいで下さい。謹んで指導させて頂きます!】
これはBC-TBS(BCトータルバランスシステム)という治療ならびにトレーニング方法で
大阪は鶴橋の矢田接骨院の院長:矢田修先生が
約30年前に考案・開発・改良を重ねてきたシステムです。
現在キネティックフォーラムという
NPO法人の研究団体としてさまざまなプロアスリートの指導から一般の高齢者のリハビリまでを
担うことが出来る画期的なシステムであり、当院は約20年前から同フォーラムの会員として研鑽してきております。
ここ2年オリックスの山本由伸投手の大活躍により急激に注目を集めている当システムですが他では
DeNAからメジャー移籍した筒香嘉智選手は中学から
陸上100mの桐生祥秀選手は高校1年から
元卓球の平野早矢香選手は社会人1年目から
矢田先生の指導のもと飛躍した実績があるシステムです。
山本由伸選手も高校の頃から研鑽し続けています。
他にもキネティックフォーラム会員の先生方が女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」や
大学駅伝・高校野球・陸上・バスケなど数々のサポート実績をあげて選手やチームから信頼を頂いております。
弊ひまわり接骨院でも競輪S級選手・男子カナディアンカヌーの日本代表
・プロ野球投手・アイスホッケーシニア代表・フィギュアスケーター
・クラシックバレエのプリンシパル・マラソン・プロゴルファーなどなど
あらゆる競技の選手を指導させて頂いております。
【ここをご覧くださっている】ということは山本由伸選手のニュースや記事もご覧になり、
元プロ選手や専門家からは批判や懐疑的な意見も目にされたことでしょう。
それでも山本由伸選手の活躍を目の当たりにして本能的に「これは!」と思われたのではないでしょうか?
ぜひ、今までのトレーニングやフォームの考え方との違いを【体感で実感】しにおいで下さい。
指導の大体の流れとしては
1回目でどんなクセがあってどのように変えていくかを理解していただきます。
はじめはみなさん「目から鱗がおちたようだ!」とおっしゃいます
。
そしていざ自宅でお教えしたことをしようとしても「感覚は覚えてるけどうまくできない」とおっしゃる方が多いです。
2回目で1回目の感覚を「なんとなく再現」できるようになる方が多いです。
3回目で何をしていけばよいかある程度把握して当分納得できるまで自宅でトレーニングできるようになる方が多いです。
そんな感じで特にルールも縛りもございませんが、はじめて来院する方は最初の1ヶ月でまずは3回ほど来る方が多いです。
その後はご自分のトレーニングの進捗状況に合わせて利用していただければと思います。
上を目指して行くことに【ゴールというものはない】ので【各個人の目標目的に応じて】パーソナルトレーナーとして【その都度ご利用】していただければ幸いです。
また、ご来院頂く場合ゆったりとした動ける服装と、できれば室内用のトレーニングシューズをご持参いただけるとベストです。なくても問題はありません。
あなたの中で眠っている才能を目覚めさせましょう!
ゴルフレッスン【2019年6月】
最近、院長自身は練習もしなければゴルフはすっかりご無沙汰で相変わらず下手ですが、
患者さんで「ゴルフが上手くなりたいので指導お願いします!」って方が何人かいらして指導させていただいたところ、
その中でもお二人ほど目をみはるほど上達された方がいらっしゃいます。
ひとりはもともとスポーツは得意な女性ですがゴルフは初心者でゴルフレッスンを受けているも「飛距離が出ない」ということで指導させて頂きした。
スイングが縮こまっていてクラブフェースをボールに当てにいっていました。
直接指導2回と経過進捗をオンラインでアドバイスをしたところ3ヶ月弱でのびのびとしたスイングになり、
とりあえず番手通りの距離は出るようになりました。そのスイングを使ってここから本格的なゴルフの練習を楽しんでくださいね!ここからが本当の【沼】ですよ(笑)
もうひとりは男性でもともとはテニスアスリートで身体能力は抜群ですが最近ゴルフを本格的にやりだしゴルフレッスンを受けていらっしゃるそうです。
が、やはり「飛ばない、100切りたい!」ということで指導開始。こちらも2回の直接指導と経過進捗をオンラインで確認・アドバイスしたところ
なんと1ヶ月で100を切ってしまいました。さすが元アスリート!
基本さえしっかり身に付けばあっという間に目標到達しますね!
その調子でさらに基本を鍛えつつゴルフレッスンに活かしましょう。せっかくなのでテニスも復活させましょうね♪
さて、今回僕が指導したことは実は「ゴルフではありません。」
単純に「しっかりと地面を踏みしめて立つこと」と「棒を振りまわす」ことの基本をお教えしただけです。
ゴルフ自体のテクニック的なことはふたりともゴルフレッスンで上達されたんだと思います。
実際アプローチとかパターとかは全くお教えしてませんし。
我流でもゴルフを長年やってる方ならテクニック自体はそれなりに身に付いているはずですが
「飛ばない・ボールが曲がる・ちゃんと当たらない」などは基本的な身体の使い方を知らないからなのです。
正しいフォームとは「出来ている人が【感覚】を説明するために【形】として表したもの」であるので
本当に完成したフォームの【形】は100人いたら100人違うものになります。
当たり前ですよね。身長・体重・筋力・身体の柔らかさなどなど、一人として同じ人はいないんですから。
そこでフォームを作る前にまずは正しく棒を振り回せるようにするにはどうしたらよいか?を人間の運動解剖学的に出来るようにします。
「合理的に棒を振り回す感覚」を覚えるのです。ゴルフ・野球・剣道などあらゆる棒状のものを振り回す競技は【全て同じ】です。
ここが【力強く・安定して・当たり前に】出来なければテクニックはあっても飛ばすことはおろか安定してボールに当たらないのは当たり前のことです。
今回目標を達成されたお二人はそこを理解されて【運動の基本】を覚えただけなのです。
各スポーツでセンスがあるのにパワー不足だったり不安定だったりケガをされる方は
そのスポーツそのものの練習よりもまずはこの人間が本来行うべき「運動解剖学的な動き」を身に付けることです。
興味のある方は「ひまわり接骨院」でお待ちしてます♪
【患者様の声】【2018年12月】
スパルタンという過酷なレース直前に足首を捻挫してしまった山下さん。2回の施術で無事出場、完走されました。
またケガではありませんがトレーニングで懸垂が1回も挙がらないということで
別途に相談を受けて指導したところ、なんと3日後には3回も挙がるようになったとのご報告でとても喜んで頂けました。
今までは力みで挙げようとしていたのですが合理的な使い方ができるようになるとこのように短期間でも出来なかったことが出来るようになります。
今後もスパルタンレース・柔術・トレーニングに楽しんで励んで下さいね。